僕たちと魂と幽霊のはなし

どもども!わざきです。

アスタルテ ゆるふわ アドベントカレンダー Advent Calendar 2021 - Adventar

12月21日(火)はわざきの担当です!

今回は私の趣味である怖い話についてお話しますね!

 

はじまり

怖い話というのは、基本的に私たちと同じ人間が見聞き、体験したことが物語として伝わってくるものがほとんどです。なので、聞いている私たちと同じ世界のことを話しているのですが、そこにはどうも、普段何気なく過ごしている日常生活が奇妙な世界とつながっていることを明らかにしていくような不思議さがあります。

そんななか、怖い話が好きな私はいろいろな物語に触れていくうちにその世界に共通する”なぞの規則”のようなものがうっすらとあることに気が付きました。

この”なぞの規則”のようなものは、怖い話に出てくるような「幽霊」「故人との不思議な縁」「行方が分からなくなってしまった人」など、それぞれの経緯や由来に説明をつけてくれるような、気がしています。

この”なぞの規則”が示唆するこの世の様子は、僕たちと魂と幽霊についての関連性をおぼろげながら示しているように感じるのです。

ですが、その全体像はまだまだ謎に包まれています。

ここでは、私が感じ取ったなぞの規則について、これまで読んだり聞いたりしてきた物語の中からキーワードやエピソードを抽出して書き下し、僕たちと魂と幽霊の世界について最低限わかっていることを客観的に観察して、想像力を膨らませて楽しもうと思います。

もしよかったら、最後まで読んでみてね!

 

キーワード

  • 魂の修練場

    • この宇宙には大きな魂の塊がある。その魂はどういうわけか穢れている。この穢れを浄化するために、魂は困難を克服し、乗り切ることを経験し、成長しなければならない。大きな魂のままではまとまった経験や成長を得ることは難しいため、塊から分離した小さな魂を、肉体の世界に送り込み、魂が宿った肉体によって魂の修練を行う。これが人や動物が過ごす生きている時間となる。
    • 人や動物(植物も?)が生まれる前、生きてるうちに解決することを目的とした課題がいくつか設定されている。この課題は魂の穢れ具合などにより、浄化に適した課題がいくつか用意されている。人生の意味は、基本的にこの課題をクリアすることとなる。しかし、魂は肉体をもってこの世に生まれるとき、この課題の記憶を一切なくしてしまう。なぜなのかはよくわからない。

    • 人や動物は死ぬと魂と肉体が分離し、肉体は朽ち、魂は元の大きな魂の塊に吸収される。

    • これを繰り返して大きな魂の塊は浄化を繰り返している

「魂の修練場」という話は、あの世で聞いた、この世の仕組み という本に書いてある話である。

あの世に聞いた、この世の仕組み | 雲 黒斎 | 心理学 | Kindleストア | Amazon

本の中ではでっかい魂は、仏教でいうところの「真我」、「智慧」に相当するものとして説明している。読んでると「フーン?なるほど?」という気持ちになるが、そもそもなぜ魂はけがれていて、それを浄化しなければならないんだろうという疑問が残る。

 

  • 神、守護霊、幽霊、精霊

    • 神のいる世界がある。この世界の神々はあらゆることを経験し、成長する義務がある。経験・成長をするためには自分から生み出した魂を肉体に宿らせ、経験を積ませる必要がある。

    • 魂の世界がある。この世界には守護霊や神の体にかえる魂、そして幽霊がいる。魂の世界は肉体の世界と重なっており、お互いに干渉することができる。魂の世界と肉体の世界は、神々の世界には干渉できないが、神々は、魂、肉体の世界に干渉することができる。

    • 人が死ぬと、基本的に魂は、神々の世界に帰っていく。しかし、意図をもって魂の世界にとどまり続けることがある。これのほとんどが守護霊と呼ばれるものである。

    • 魂の世界には幽霊がいる。これは人が死ぬときに発する強い思いによる「残留思念」である。幽霊はその残留思念を繰り返し再生している存在であり、成長せず、永遠と同じ思いを抱き続ける。例えば、自殺をした人の「幽霊」は死ぬ前の思いを繰り返すために、同じ場所で自殺を繰り返す。なお、自殺すると魂は神々の世界に戻るそうだ。多くの場合、自殺することが、魂に課せられた課題としてあらかじめ決まっていることもあるとのこと。

    • 精霊がいる。精霊は「幽霊」の姿を借りて肉体の世界に干渉してきたりする。精霊は守護霊ではない魂の一種で、民族神道などで祀られる神や、妖怪などの一般名称かもしれない。

これは「YamaQ」というyoutuberが公開している怪談(【怪談】#1 おじいちゃんが戦争の時に体験した不思議な話【雑記】 - YouTube)シリーズの中で出てくるお話。

お話の中で、YamaQさんのご友人に「ユタの家系の女の子」という方が出てくるのですが、その女の子が語る幽霊と私たちの関連の話をまとめると、上記のようなものになります。

やはりここでも、なぜ経験を積まなければならないのか、という疑問が残ります。肉体は魂のために経験を積み、魂は神々の為に経験を積んでいます。神々もまた何かのために経験を積んでいるのでしょうか。

ちなみに、ここで出てくる「神」は、いわゆる「神道」の神々のようです。

神道」というのも、「皇室神道」や「神社神道」といった体系的にしっかりした神道のほか、ハレかケガレしかない、アミニズム的な神道もあるそうなのですが、このアミニズム的な神道では「精霊」とか「妖怪」などを「畏れ敬って」奉っていたようです。この「精霊」とか「妖怪」というのも不思議な存在です。後程このあたりの言及もします。

 

YamaQさんのユタの血筋の友人の話

www.youtube.com

【怪談】#4 続 神隠し 9.4% ユタ【雑記】 - YouTubeより、ユタの血筋の方の話を、文字に起こしました

もしこの動画を見るのであれば、ぜひ怪談シリーズ 【怪談】#1 おじいちゃんが戦争の時に体験した不思議な話【雑記】 - YouTube より順番に見るのをお勧めします。

以下書き起こし。

(ユタの子は) 霊体が見えると言っていて、霊体というのは死んだ人や動物の魂のこと。めったに見えないが、神様みたいなものも見えたり。バイオリズムがあって、体調によってよく見えたり見えなかったり、しかし基本的に見えている。初めてライブのときYamaQの守護霊がみえた。守護霊が見えることは当たり前のことで気にしなかったが、別の守護霊が途中から現れて、その守護霊がとても光っていた。ほかの人にも守護霊がついているが、光っている守護霊が出てきたとき、ほかの守護霊が頭を下げていたり、平伏したりしている。光っている、というのは神様の類なんだけれど、神様は姿かたちはなく、光だけだという。なのに、その守護霊様は姿かたちがある状態で光っている。霊体で、光っている状態。霊体の世界は肉体はなく、魂の状態でいろいろな経験を積む世界。肉体の世界は、肉体と魂を持ったうえでいろいろな経験を積む世界。肉体の世界と霊体の世界は次元が違うが、重なっていて干渉できる。しかし神様の世界は肉体や霊体の世界から干渉できないが、逆はできる。神様の世界には神様がたくさん住んでいて、人間だろうが、動物だろうが、魂というのは神様の一部。その魂たちに経験や失敗をさせることで、それが神様の経験値になる。魂や肉体にも経験値が存在し、いろいろな逆境・失敗・誘惑が用意されていて、努力であったり愛であったりしたもので乗り越えると魂のレベルが上がる。ある程度それを繰り返した研ぎ澄まされた魂は、神徳を授かったり、神様の従者になったりする。このような存在になるにはよっぽど神様に気に入られていないとなれない。守護霊様というのはその方に対してとても深い縁、だいたいがご先祖様、しかもご霊体は光っていたのと、周りの霊体の方々が頭を下げたり平伏していたので、おそらく神様の眷属。その神様とは一代や二代の付き合いではなく、もっと深い先祖から付き合いがあると思ったので、神社の人なのかな、と思った。

 

おばけって結局何なの?と聞いた。それは魂の念。残留思念です。肉体が死んだときに魂は問答無用で魂の世界に帰る。その時に「ああ、もっと行きたかった」「悔しい」というそういう思いが念になって残る。しかし魂は魂の世界に戻ってしまうので、気づかないで念だけが残る、という場合がほとんど。それがおばけ。肉体を持っている我々も魂を持っていて、誰かをうらやんでいたり、妬んだりしていると、それが念、残留思念になり、おばけになったりする。それが生霊

そのこは小さいころからユタのおばあちゃんの手伝いをしていた。おばあちゃんのところにはいろんな人が相談に来る。ほとんどが勘違い。しかしたまにお化けがついている。ほとんどが生霊だった。ユタは霊体と人間の通訳のようなもの。おばけはウソをついたりごまかしたりしない。ストレートな念、思いがあるだけ。人間のほうが嘘ついたりごまかしたりする。

あるとき、相談の電話があった。おばあちゃんの部屋で二人で準備していると、おばけがでてくる。「これから〇〇っていうやつらがくるんだが、そこのガキが俺の墓を荒らしていったんだよ、それで祟っているから、ちゃんとしろ、直せ、って叱ってやってくれ」という。数時間すると相談の家族がやってくる。子供は松葉杖を突いていて、足を怪我している様子。母親が「いろんな病院で診てもらっていたが原因がわからない、足が晴れている、何か悪いものがついているのかとおもって相談にきた」するとおばあちゃんが「ぼく、わかるよな、何したんだい?いってごらん?」というが、子供が「いや、おれなにもしてない。俺何も悪いことしてない」という。その横で幽霊が「このガキ~~~」って怒っている。そこでおばあちゃんが「おまえ、お墓にいたずらしたんだろ」と言ったら、子供が「ギャー、ごめんなさいごめんなさい」と泣きだした。おばあちゃん「ぼく、ちゃんとできるよな、ごめんなさいできるよな」というと泣きながら「はい、できる」と子供。で、おばあちゃんが幽霊に「謝っているけどゆるしてやれるのか?お墓もちゃんとさすぞ」というと、「うん、わかった」と言って幽霊はいなくなった。その子供の足に簡単な処置をすると、数分で腫れが引いて帰るころには歩けるようになっていた。

ユタの仕事ではお金を取らないとのこと。神様からもらっている力だから金儲けにつかったらバチが当たる。金を要求する人はたいてい偽物。ウチなんかは、数珠を使ってそれが壊れちゃったりしたときはそのお代をもらったりしています。だから年金暮らしをしはじめたらユタをやろうとしている。

守護霊と魂は違う。魂はリサイクルされる。今生きているYamaQさんの魂は、ひいおじいさんとして生きた魂であったということもある。輪廻転生。例えば、YamaQさんに子供ができて、その子孫ができて、YamaQさんがなくなって、その子の守護霊になったとき、ひいおじいさんとしての守護霊もつく。魂は同じ一つなんですけどね。

たとえば双子や三つ子はたいていが一つの魂を二人や3人で生きるので、経験値が稼ぎやすい。というときに神様の神徳がでやすい。例えばすごい運が良かったり。など。

守護霊はいつもついているかというと、四六時中一緒にいるわけではない。いたりいなかったりい。守護霊がいない人もいる。守護霊は基本的に守ってくれるが、ほとんどがしっぱりされる。経験の途中のことがほとんどなので、完璧に守護できるものばかりではない。私たちも性格があり、気が強い人がいれば気が弱い人もいる。守護霊も同じ。例えば守護している魂に悪い生霊がついているけど、守護霊の人が気が弱かったりすると「やめてくれ」とか「でていってくれ」とか言えなかったり、また虫の知らせなどで枕元に立つなどがうまくできなかったり。何て言ったらいいか分かんなかったり。なのでユタの私たちに頼ったりしてくることもある。

 

この話で気になること。

  • 残留思念は一つの思いに起因される思考ということ。その思いを基準に色々な受け答えはできるが、そこから外れることについては考えることはムリなのかも。

  • 残留思念は死ぬとき以外にも出せるのか?上の例では「俺の墓にいたずらしやがった!」という強い思いだが、どうも「死んだあとに抱いた強い思い」と思われる。守護霊が怒ったということ?

YamaQさんの友人、ユタの人のお話 精霊の話

神や守護霊、魂、おばけのほかに、「精霊」という存在についての示唆も出てきます。

https://www.youtube.com/watch?v=g8-UsuyTjHQ 5:59ごろ

https://www.youtube.com/watch?v=0R3Aw046ve4 5:10ごろ

YamaQさんの家で起きているポルターガイスト現象は、その地域で死んでいった人たちの姿かたちを借りて、山で遊んでいる。座敷童のようなもの、とのこと。その姿かたちを借りている主は精霊、とのこと。

  • 精霊とは人間や動物の魂が、魂の世界に帰らず、守護霊にもならず、何らかの形で存在を維持し続けた存在・・・?

  • 神や魂・肉体の世界とはまた違った精霊などの世界もあるのだろうか?

 

ギコ・ウプヌシーさんの話す「妖怪」

私の好きなオカルト系動画の中に「ギコ・ウプヌシー」シリーズがあります。

その中で「妖怪」と呼ばれる存在がよく出てきます。

www.nicovideo.jp

www.nicovideo.jp

この妖怪の類も一種の霊体のようですが、神、魂、守護霊、幽霊、とは違って、独立した意思、信条などを持っているようにも思えます。

 

おしまい

これらのお話、あくまで「お話」であって、だれでも存在の検証が可能なものではありません。

ただ、このテの話をしている人が複数人いて、なんだか一定の規則に基づいて話しているように思えてくるのはなんだかおもしろいなと思っているわざきです。

なんにせよ、魂の世界だとか、霊体だとかは死んでみないとわからないのがムズかゆいところです。
神々の世界においては死んで魂になって、運よく守護霊となったとしてもかかわりを持てるかどうか怪しいという世界・・・生まれ変わりでもその存在に近づくことすら怪しいなんて文字通り次元が違うんだなぁと思います。でもでもとっても気になる!!

わざきの夢は、霊的存在になって1億年くらい頑張って神様になってこの世の仕組みをもっと知ることです。叶うんだろうか?!

 

最後まで読んでくれてありがとう!